2019年のゴールデンウィークはなんと10連休。理由はともあれサラリーマン旅行者にはありがたい話ではあるが、全国民が一斉に長期休暇に入るがゆえに、航空券やツアー価格はこの時とばかりに軒並み高騰。一時期は旅行はあきらめて連休の国内の様子を眺めて過ごそうかとも思ったのですが、どうにか日本航空のマイルを使用してバンコクまでの無料航空券をゲットしたのが2月の末頃でした。
旅の計画
航空券の手配(日本航空特典航空券でバンコクまで)
ゴールデンウィークの旅行に向けて航空券の予約をしようとしたのは2月初旬ころ。今年はカレンダー通りにいくと10連休になるという大盤振る舞い。(そのあおりでその後の祝日がいくつかが出勤日になってしまいましたが。)しかしツレの勤める会社はカレンダー通りの定休日ではないので、お互い有給休暇を取り合って都合がつけられそうな日程を調整するのに手間取り、少々手配開始が遅れましたが、まだ大丈夫とたかをくくっていました。しかし、いざ格安航空券検索サイト(スカイスキャナー)を検索すると既に手を出せない価格になってしまっています。
当初は北アフリカ(チュニジアかモロッコ)へ行こうと考えていたのですが、どんなルートで検索をかけても程よい価格の航空券が見つかりません。半ばあきらめかけた時に、日本航空のマイルがそこそこたまっていたのを思い出し、試しに検索をかけてみると、出発を2日遅らせればバンコクまで2名分確保できることがわかりました。もともと連休初日に出発することは考えていなかったので、4月29日(月)出発、5月8日(水)朝帰着で予約を完了しました。
今までの発券ルールだと10ケ月くらい前に予約しないと取れなかったマイル特典航空券ですが、日本航空では残席数に応じた必要マイルを上乗せすれば比較的直前でも予約できるようになったことが幸いしました。ただ通常25000マイル程度で往復できるのが、今回は50000マイル必要だったのは少々想定外でした。
バンコクから先の予定
とりあえずバンコクまでの足が確保できたことで安心してしまい、しばらくそのまま放置してしまいましたが、バンコクから行ける旅行先はいろいろ探っていました。行き先候補としては、
- インドネシア
バンコクからジャカルタまで飛行機で移動して「ボロブドゥール遺跡」を見学した後、バリ島へ行き「ウブド」でのんびりする。
- スリランカ
バンコクからコロンボまではスリランカ航空が就航しており、早い時期に購入すれば比較的安価(2万円強)で往復の航空券が予約できるのが魅力。以前行けなかった「アヌラーダプラ」を訪問するのが主目的となるか。
- ラオス
首都「ビエンチャン」へはバンコクからバスで行けるのが魅力。ただビエンチャンからラオス国内のバス移動は過酷なので、できれば飛行機移動がしたい。
- ミャンマー
2年ほど前に行った時には「バガン」観光だけを目的に行ったので、その他の地域にも行って見たい。また2019年の10月までの暫定措置として、観光ビザ免除になっているのは要因として大きい。
あと「インド」とか「ネパール」という選択肢もありましたが、イマイチ気分が乗らず、またバンコクからヨーロッパという選択肢は、フライトスケジュールと予算の関係で今回は却下。で、目下第一候補は「スリランカ」だったのですが、何と、航空券予約をさぼっているうちに安い航空券がなくなってしまってました。それでも予約するかどうか迷っている最中にコロンボで例のテロ事件が発生し、スリランカは自動的に選択肢から消えてしまいました。航空券が予約できていれば行ってたかもしれませんが、幸か不幸か行き先変更を余儀なくされ、結局、バンコクから陸続きで陸路でも移動が可能なミャンマーに行き先を決定したのは、4月の上旬でした。
ミャンマーでの観光と移動
ミャンマーの代表的観光スポットは、ざっくりというと、
の4ヶ所でしょうか。そのうちバガンは前回行ったので候補から外すとして、インレー湖を観光の目玉に据え、前回ちょっとしか観光でいなかったマンダレーと、最大都市のヤンゴンを組み合わせることにしました。さらに辺境の地も面白そうですが、1週間程度の旅では日程的に厳しいので将来に取っておくことにします。
バンコクからはマンダレーまで空路(バンコクエアウェイズ)、マンダレーからインレー湖(ニャウンシュエ)まではバス、インレー湖からヤンゴンまで空路(エアカンボーザ)、ヤンゴンからバンコクまでもまた空路(エアアジア)というルートにしました。1区間だけバス移動を入れたのは予算の関係と私がどうしてもバスに乗りたかったから。しかしツレの強い拒絶にあい、夜行便ではなく、昼間に移動のために1日を消費するという行程になりました。
旅程の概要
- 4月29日大阪→バンコク
11:30-12:40 日本航空(JL114)伊丹空港―羽田空港
15:00-17:30 JAL FIRST CLASS LOUNGE
18:05-23:00 日本航空(JL707)成田空港―バンコクスワンナプーム空港
24:00 宿泊先(トン タ リゾート スワンナプーム )チェックイン
この日の旅の記録
- 4月30日
- 5月1日マンダレー周辺観光
- 5月2日マンダレー→インレー湖(ニャウンシュエ)
08:00-08:30 タクシー ホテル―マンダレーバスターミナル
09:00-17:00 JJexpressバス マンダレーバスターミナルーニャウンシュエ
17:30 宿泊先(ロイヤル インレーホテル)チェックイン
19:00 夕食(シャンヌードル)
20:00 屋上バー(Mann Mann Rooftop Cafe & Restaurant)
この日の旅の記録
- 5月3日カックー観光
08:00-09:30 ニャウンシュエ周辺観光
10:00-15:30 カックー遺跡観光(カーチャーター)
18:00 屋上バーで夕陽鑑賞
19:30 夕食(Thanakha Garden)
この日の旅の記録
- 5月4日インレー湖観光
- 5月5日ニャウンシュエ観光 ヘーホ→ヤンゴン
09:00-14:00 ニャウンシュエ周辺観光 Shwe Yaunghwe Kyaung等(自転車)
14:00-14:30 ニャウンシュエ―ヘーホ空港(タクシー)
16:05₋17:15 エアカンボーザ(K7829)ヘーホ空港―ヤンゴン空港
19:00 宿泊先(パークロイヤルヤンゴンホテル)チェックイン
20:00 夕食(Shan Kitchen)
この日の旅の記録
- 5月6日ヤンゴン観光
07:00 朝食(アウンミンガラー シャンヌードル ショップ)
08:00-10:00 シュエダゴン・パゴダ観光
10:00-13:00 徘徊
13:00 昼食(Babett Eatery & Bar)
14:00-17:00 ホテルで休憩
17:00-18:00 夕食(アウンミンガラー シャンヌードル ショップ)
18:00₋20:00 再度シュエダゴン・パゴダ観光
この日の旅の記録
- 5月7日ヤンゴン→バンコク
06:00-0630 ホテル―ヤンゴン空港(タクシー)
08:30-10:35 エアアジア(FD252)ヤンゴン空港―バンコクドンムアン空港
13:00-14:00 昼食(HUA SENG HONG(和成豊))
14:00-17:00 ショッピング(MBK センター (マーブンクロンセンター))
20:00-23:00 SAKURA LOUNGE
23:30-07:05(+1) 日本航空(JL707)バンコクスワンナプーム空港―関西空港
この日の旅の記録
- 5月8日午前休+午後から出社
13:00 出社
移動の手配
ある程度長い日程の旅行ではありますが、サラリーマンは決まった日に出社しなければならない宿命があるので、移動手段の手配は予め整えておく必要があります。帰国予定日は死守しなければならないのがつらいですし、予約も面倒ですが、現代ではインターネットで何でも予約できてしまうご時世。今回予約に使用したサイトを記録しておきます。
日本<=>タイランド(バンコク)
日本航空
言わずと知れた日本国のフラッグキャリア。繁忙期でもマイルの特典航空券が取得しやすくなりました。
バンコク=>マンダレー
バンコクエアウェイズ
本当はエアアジアなどのLCCの方が安いのですが、出発空港の都合でバンコクエアウェイズを予約。
上記の日本語のサイトで予約するよりもスカイスキャナーで予約する方が安いです。
マンダレー=>インレー湖(ニャウンシュエ)
JJ EXPRESS
ミャンマー国内のバス移動は、3列シートのVIPバスが断然おすすめ。特にJJ Expressというバス会社がサービスがよいようです。基本的に現地で予約できますが、心配であればWEBで予約が可能。ホテルで予約すると若干高いけれども、バス乗り場までの送迎がついていたりします。私は事前予約派です。
バス会社のWEBページで直接予約することもできますが、下記のチケット手配サイトでも予約できます。私はこちらから予約しました。
インレー湖(ニャウンシュエ)=>ヤンゴン
エアカンボーザ
ミャンマー国内線もスカイスキャナーで予約可能ですが、イマイチ航空会社が信用できないのと、頻繁にスケジュール変更が入ることが心配の種となるので、信頼できるミャンマーの旅行会社にお願いしたほうがよいと思います。実際私たちが予約した便が突如キャンセルになり、前の便に振り替えになるという情報が前日に旅行会社から入りました。自分で手配する場合はリコンファームは必須です。
ヤンゴン=>バンコク
エアアジア
エアアジアが就航している場合はこちらが安くて便利。ただWEBページで時刻検索がイマイチしづらいので、私はスカイスキャナー経由で検索して予約しました。
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