2.関西空港からピーチで高雄へ その後高雄の街を散策(1日目)

2015年09月|3連休に高雄・台南へショートトリップ
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関西空港発高雄行きのピーチアビエーションのフライトは10時55分発。いつもよりかなりゆっくりな出発です。高雄までは3時間半くらいなので、LCCでも十分です。高雄到着後はさっさとホテルにチェックインして、高雄の街を徒歩で散策します。

1日目午前 関西空港から高雄へ

関西空港第2ターミナルへ

関西空港まではやはり大阪駅前から空港バスに乗るのが楽でいいのですが、いかんせん運賃が片道1550円(往復切符でも2760円)と高いので、荷物が少なければ地下鉄(現在は大阪メトロと言うようになった)と南海電鉄のジョイント切符片道990円を使います。しかし今回はピーチアビエーションに乗るということで、ターミナルはいつもと違い第2ターミナルからの出発。鉄道で関西空港駅まで行くと第2ターミナルまでは連絡バスに乗り換えなければならず面倒なので、今回は大阪駅前から空港バスに乗ります。空港バスも2本に1本しか第2ターミナルまで行かないので要注意ですが。

チェックイン

関西空港でのピーチのチェックインは、キオスク端末で自分で行う方式です。預け荷物がある場合はその後預け入れとなるので面倒ですが、今回は2泊3日なので荷物はほとんどなし。Eチケットのバーコードをスキャンさせたりしてレシート状の搭乗券を受け取って終わりです。なんだかんだで出発の2時間前には手続きがすべて終わってしまいました。関西空港第2ターミナルはLCC専用ターミナルなので設備は必要最小限。出発までの時間をゆったり過ごすスペースはありません。なので出国手続きは後回しにして、コンビニでビールを買ってロビーのベンチでグビグビやります。

第2ターミナルの出発ロビー。機能的ではあるが殺風景。

the best in the world だそうです。

出発まで時間があるのでコンビニビールで一服。

出国手続き後のラウンジというか待合所。当時免税店もそれほど充実していなかったが、今も同じだろうか。あまり長居はしたくない。

搭乗口へは楽屋裏みたいなところを通ってゆく。

出発はやや遅れたが、まあ許容範囲内。飛行機まで歩いて行ってタラップを登るのは気分が上がってよい。

1日目午後 高雄到着

14:30 カインドネスホテル六合夜市中正館

飛行機の出発はLCCらしくやや遅れたものの、ほぼ定刻に台湾・高雄国際空港に到着しました。高雄の空港は市街地から近く、MRT(地下鉄)がそのまま空港に乗り入れてるので空港からの移動は非常に便利です。高雄の公共交通機関では「一卡通」という交通カードが便利なのですが、今回は地下鉄にそれほど頻繁に乗るわけではないので購入せず。市内を地下鉄、バスで動き回る場合は購入しておいた方が楽です。

後日、台中へ行った時に購入した一卡通。

高雄空港から今回のホテルの最寄り駅である美麗島站(駅)まではMRTで乗り換えなしで20分弱。そこから予約した「カインドネスホテル ジョン ジェン(康橋商旅 六合夜市中正館)」までは徒歩5分。スマホの地図を使うことなく、全く迷うことなく到着できました。今回は短い旅行なので海外用レンタルルータも借りずに済ませたように記憶しています。当時はまだスマホをSIMフリー化していないかったので、空港でツーリスト用SIMを購入するという発想もなかったのです。

美麗島站の天井のステンドグラスの装飾。T

今回宿泊するこのホテルを選んだのは、4travelの記事で今回の旅行プランの参考にさせていただいた方が宿泊しておられたから。その方は台湾に何度も来られているようだったので、そんな方がチョイスするホテルなら良いだろうと思い選択しましたが、清潔、便利、親切の3拍子揃った申し分ない宿でした。当然、豪華なホテルライフを楽しみたい方には不向きですが、日本のビジネスホテルのようなシンプルさに、スタッフの親切さとフリードリンクのコーナーが併設されているなどのお得さは、日本のビジネスホテルよりも上を行きます。私は使用していませんが、フリーのランドリーマシンも設置されているとのこと。設備・施設面でのサービスは至れり尽くせりです。

 

カインドネスホテル ジョン ジェン(康橋商旅 六合夜市中正館)

15:15 高雄牛乳大王

ホテルで荷を置いた(と言ってもさほど荷物はないのですが)後は、さっそく街に繰り出します。今回の計画では、高雄周辺の散策場所はすべて徒歩圏内にあるので周辺の地図だけ持って出かけます。

まず向かったのは「高雄牛乳大王」。パパイヤミルクがおいしいとの評判で行ってみました。ホルスタイン牛のフィギュアが目印。パパイヤは単体では特に好きな果物というわけではないのですが、牛乳とシェイクしたら絶品のおいしさになります。店内では軽食を食べることもできます。

高雄牛乳大王のパパイヤミルク。

15時過ぎなので店内は空いていました。ホルスタイン牛のフィギュアが目印です。

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15:30 駁二藝術特區・哈瑪星鉄道文化園区

高雄牛乳大王からほど近い駁二芸術特区まで歩きます。古い倉庫街とおそらく鉄道跡と思われる敷地をアートスポットに転用した地区のようです。敷地は広大で散歩にはうってつけの場所でした。日本が占領して統治していたころの臺糖(台湾精糖)のロゴが残った倉庫などがあったり、中華現代アートのオブジェが展示されていたりとなかなか楽しめました。龍虎塔蓮池潭四面佛のような観光名所を見に行くのも良いと思いますが(私は行きませんが)、現代台湾の様子や雰囲気を感じるにはこちらの方がより良く伝わってくるように思えます。

旧倉庫街のおしゃれショップ群。当時はまだそれほど店舗が充実していなかったのでしょうか。シャッターが目立ちます。

臺糖のロゴが残る倉庫。ある意味負の遺産なんだが、ありのままを受け入れているということだろうか。

いわゆる現代アートか。

工業化を象徴するオブジェか。

トイレも整備されていますが、こうなる前に早めに済ませましょう。

中華ガンダム?

モチーフは何?

駁二藝術特區の先には、昔の鉄道操車場らしき広大な場所が芝生となっていて、臺鐵の古い車両が展示されていたりします。鉄道好きには見ごたえがあるのだと思います。台湾は鉄道網が充実している地域でもあるので、ゆっくりと台湾の田舎を鉄道でめぐるのも悪くはないかなと感じました。

古い客車。そういえば日本でも「客車」というのはなくなってしまいましたね。

蒸気機関車なんかも展示されています。

敷地は広大です。

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1日目夕方 

17:30 フェリーで旗津へ

中華アートを堪能した後は、これまた徒歩で旗津輪渡站(鼓山フェリー駅)へ向かいます。ここからフェリーで旗津老街へ渡り、海鮮料理でも食べようという考えです。フェリー駅の付近はきちんと整備された街並みなのですが、やはり「港の近くの街」と言った感じが強くなります。何がそう思わせるのかわかりませんが、とにかくこの感じはどこの国でも同じなのが不思議です。

フェリー待ちのバイクの列。

こんなボートです。香港のスターフェリーのような風情はない。

向こう岸の旗津はそこその観光地のようです。通りの両側に海鮮を並べて客を待つレストランが並んでいます。お昼ご飯も食べていなかったので、早々に適当な一軒に入って夕飯にします。調理方法はシンプルなのですが、おいしい海鮮料理にありつけました。

反対側のフェリー駅。降りたところの通りの両側に海鮮料理屋がいくつかある。

どのお店がよいのかはわからないので、とりあえず人気っぽいところへ入る。

独特のセンスで並べられている魚たち。

貝類も豊富です。

こういう店で注文するのははいつもおなじメニュのような気がします。この日頼んだのは残っていた写真によると「海老の茹でたの」「魚の蒸したの」「牡蠣の揚げたの」「白魚天ぷら」「野菜炒め」「チャーハン」「台湾ビール」のようです。食事のあと「旗津天后宮」に参拝して付近の市場などをウロウロしてからホテルに戻りました。

海老の茹でたの。

魚の蒸したの。

牡蠣の揚げたの。

白魚天ぷら。

もちろん台湾ビール。

食後にほろ酔い加減で旗津天后宮に参拝。

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20:30 六合夜市

ホテルに戻ってきたのですが、よくよく考えれば近くに「六合觀光夜市」があることを思い出し、ちょっと冷やかしに行くことに。もうお腹は一杯だし、夜市の露店でものを食べるのはあまり好きではない(衛生上の理由ではない)のですが、雰囲気は好きなので。とりあえず何も購入はしませんでしたが台湾の夜市の雰囲気だけは味わいました。

明日は電車に乗って日帰りで台南へ行きます。

六合夜市。

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今回のお宿、KINDNESS HOTEL。本当に便利な場所でした。

カインドネスホテル ジョン ジェン(康橋商旅 六合夜市中正館)

 

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