0~1日目(大阪~イスタンブル~プラハ)9/16~17
関西空港
この日の飛行機は21:30発。勤務時間が終わってすぐに空港へ向かえばぎりぎり間に合う時間帯ですが、余裕を見て午後休をとりました。のんびり昼ご飯を食べてから一旦自宅に戻り、荷物をもって出発です。プラハには午前10時過ぎに到着できるはず。所要時間は時差の関係もあってよくわかりませんが、乗り継ぎ待ちを含めて20時間程度かと思います。
イスタンブル・アタチュルク国際空港
イスタンブルの玄関口、イスタンブル・アタチュルク国際空港に到着したのは朝の5時前だったと思います。日本とイスタンブルとの時差は6時間。いつもより5時間くらい余分に寝たことになりますが、やはり機内泊は疲れます。とりあえず体は朝モードになっているので、時差の影響は少なそうです。西へ向かうのは楽だというのは本当だと思います。乗り継ぎの間に世界一豪華との噂のトルコ航空のCIPラウンジへ行って、朝食をとりながら少し休みます。
プラハ到着(市街地へのアクセス)
チェコはシェンゲン協定加盟国なので、乗り継ぎを行う空港がシェンゲン圏内であれば乗継空港で入国審査を受けることになりますが、今回トランジットをしたトルコは非加盟国なので、入国審査はここで受けることになります。プラハの空港の正式名称は「ヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ国際空港」。以前は「ルズィニエ国際空港」と呼ばれていて、現在でもその表記で記載されている記事もあってややこしいですが、同じ空港です。ちなみに「ヴァーツラフ・ハヴェル」とはベルベット革命の立役者で、チェコスロバキア共和国の最後の大統領であり、分離後のチェコ共和国の初代大統領でもあります。
さすがにヨーロッパの空港です。空港から市街地へのアクセスはいろいろな選択肢があります。タクシーに乗るしかないアジアの途上国とは大違いです。
タクシー
言わずと知れた王道のアクセス方法です。正規の乗り場から乗れば大丈夫だと思いますが、ぼったくりタクシーは世界中にありますので、メータータクシーであることを確認して乗りましょう。私たちは基本的に空港のタクシーは利用しません。
空港ミニバス(シャトルバンサービス) このミニバスは廃止されたようです。
Cedaz社による乗り合いのバン(ミニバス)で、料金は150CZKとやや高いですが、30分おきに運行しており旧市街へダイレクトに向かうので早いし便利です。旧市街の「V Celnici, ノヴェー・ムニェスト」に到着します。すぐそばに「ヒルトン プラハ オールドタウン」があるので、ここに宿泊するならこのミニバスが便利です。私たちの今回の宿泊先もここからすぐそばだったので、これを利用しました。
ただ乗り場が少しわかりづらかったです。私たちが到着したのは国際線用のターミナル1だったのですが、そこにあった乗り場標識には「ここは移転したから屋内の受付カウンターで確認するように」という不親切な案内が掲示されていましたので、ちょうど屋内にあったCedaz社のカウンターで聞いてみると、「ターミナル2(国内、シェンゲン圏内用)へいけ」とのこと。ターミナル間はそれほど離れておらず徒歩で移動したところ、乗り場標識を発見できました。
エアポートエクスプレス
料金は60CZKとミニバスに比べると安く、また地下鉄駅と鉄道駅に停車するのでプラハ中心から鉄道でさらに移動する場合にはこちらを選択する方がよいかもしれません。停車駅は以下の3ヶ所のようです。
公共バス
主要な地下鉄駅へ行く路線がいくつかあるようですが、チケットをあらかじめ券売機で買わなければならないとか、やや難易度が高そうです。当然費用は一番安く済みます。
ホテルにチェックイン
今回のホテルは旧市街にある「イビスプラハ旧市街ホテル」を予約してあります。Cedaz社による乗り合いバンの降り場からだと徒歩5分の場所にあり、またプラハマサリク駅や地下鉄、路面電車の駅からも近く、交通の便が良いので選びました。ヨーロッパの格式あるホテルと比べるとしつらえは値段なりですが、十分な広さと設備でした。
さっそく観光にむかう(旧市街)
市民会館(Municipal House)
ホテルに荷物を置いた後はプラハの旧市街を歩き、土地勘を養います。まず向かったのはホテルからほど近い市民会館(Municipal House)です。ここはプラハを代表するアールヌーヴォー建築のひとつなので、世紀末芸術が好きな人は必見です。
火薬塔(The Powder Tower)
火薬塔(The Powder Tower)はゴシック様式の塔で、もともとは城壁の門だった建築物らしいです。現在のものは19世紀末に修復されたものだそう。17世紀当時には火薬倉庫として用いられたので、この名がついたそうです。
プラハの天文時計(Pražský orloj)
プラハの天文時計(Pražský orloj)は15世紀に造られ今でも動いている時計です。毎時正時(0分)に鐘がなって仕掛けられた人形が姿を現します。この写真では動き出す直前なのですが、なぜかその姿を見ずに立ち去ってしまいました。そういえば人がたくさん見物していたような気がします。
遅めの昼ご飯(U Tří růží)
ここらへんでお腹が空いてきたので、遅めの昼食を食べました。お店は適当に選んだのですが、自家製ビールを置いている店(U Tří růží)のようです。私たちは試しませんでしたが、フレーバビアもあったみたいです。店の人におすすめを頼んだら、次の写真のようなものが出てきました。自家製のハムのようなものですね。非常にしょっぱくって全部は食べられませんでした。ただ、ビールにはよく合う味なのは間違いないです。
この店のメニュはよく覚えていませんが、これ以降のレストランでは料理の量(グラム数)が明記されているところが多かったように思います。これは外国人には非常にありがたいシステムですね。あと、ビールのジョッキには500mlのところに印がつけられていて、それ以下の量だったら返品してもよいという商習慣があるらしいです。酒飲みの割には几帳面な人たちです。
上記のグーグルマップの表記と店の名前が違うのは、キリル文字で書かれているから。チェコ語もっスロヴァキア語もラテン文字なのになぜこうなっているかは不明。ちなみに「U」というのはレストランとかパブのような店のことらしいです。
カレル橋(Charles Bridge)
カレル橋(Charles Bridge)はヴルタヴァ川にかかる15世紀に完成したゴシック様式のデザインの橋です。旧市街からマラー・ストラナ地区の間にかかっているので、観光の際はこの橋を何度もわたることになります。橋の上ではお決まりの似顔絵描きやいろんなパフォーマンスを見ることができます。
マラー・ストラナ地区
旧市庁舎(Lesser Town Bridge Tower)
旧市街からカレル橋を渡り正面の塔と門がある建物が旧市庁舎(Lesser Town Bridge Tower)にあたります。この門をくぐると旧市街とは趣の違うマラー・ストラナ地区の街並みが続きます。下の写真は門をくぐってカレル橋の方を見たところ。
ヴァレンシュタイン宮殿
ヴァレンシュタイン宮殿にはこれといったものはありませんが、きれいに整備された庭園が美しいです。
ユダヤ人街
その後、マーネスーフ橋を渡ってユダヤ人街を抜け、旧市街へ戻ってきたはずなのですが、カメラの記録によるとその後またカレル橋や旧市庁舎、の夜景の写真があったりして、何をしていたのか今となってははっきり思い出せません。おそらく、久しぶりのヨーロッパでハイになっていたのでしょう。結局夕食は遅い時間にホテルの近くのレストランで食べたのは覚えています。
夕食 (La Republica)
夕食はホテルの向かいのレストラン「La Republica」にて。少々騒がしい店であったように思いますが、特に問題はありませんでした。ビールはおいしかったと記憶しています。(どこのビールもおいしかったのですが。)
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