プラハ観光3日目は特にノープランです。今となって思えば、大変もったいない過ごし方だったかもしれませんが、予習をしてこなかったためプラハ城を見てしまった後は何が見たいというものがなかったのです。この日にチェコの代表的な画家アルフォンス・ムハ(ミュシャ)にまつわる美術館巡りをしておけば、、、と今は思いますが、この時はまだムハ(ミュシャ)にはあまり興味がなかったのです。なので、気の赴くままに市街をぶらぶらしながら、お土産を物色したり大道芸を眺めたりして過ごします。
3日目(プラハ観光)9/19
カンパ美術館(Museum Kampa)
都市ですることがなくなった時に私たちが思いつくのは「博物館」か「美術館」です。今回は「カンパ美術館(Museum Kampa)」に行ってみました。場所は「カンパ島」となっていますが、小さな水路で仕切られているだけで島っぽくはないです。カレル橋の向こう岸(西側)の南に公園があってその中にあります。現代アートの展示が主ですが、説明書きは英語のものもほとんどないです。見た人の想像で意味を考えるということでしょうか。
ジョン・レノンの壁(Lennonova zeď)
ジョン・レノンの壁(Lennonova zeď)はジョン・レノンにまつわる落書き(メッセージ)が所狭しと書き込まれた壁です。ジョン・レノンがこの地に来たというわけではなく、彼が殺害されたと聞いた当時の若者たちが彼への弔いのメッセージを書き込み始めてできたものらしいです。今でもこの壁へは落書き(書き込み?)が許されているそうです。当時はまだ共産主義政権だったころの話ですが、そのころから西欧文化は流れ込んでいたということですね。
ラテルナ・マギカ(Laterna Magica)
この辺に良いレストランがあるという情報をツレがつかんでいて、昼食を食べにラテルナ・マギカ(Laterna Magica)に来てみたものの、情報が曖昧で目的地にたどり着けなかったのですが、この辺にあることは間違いないと思います。クリムトの像?があったので、一応写真だけパチリ。
昼食 (Restaurace Dynamo)
目的のレストランにたどり着けず、お腹もすいてきたので「ここでいいか」と入店したお店。まあ、可もなく不可もなく。
昼食後旧市街の方へ向かいつつ、チェコの有名文具メーカーである「コヒノール社」の販売店を探し出して、お土産になりそうなものを物色しました。この時「蛍光色鉛筆」というのを発見して喜んで購入、今でも会社で仕事に使用していますが、よく探せば日本の文具店でも売っている品物のようです。しかし仕事で使う蛍光ペンのインクの減りの速さに辟易としていたので、これは今でも重宝しています。
ちょうどこの時ホテルの付近の広場で青空市場が開かれており、秋口だったのでワインの新酒を樽出しで売っていました。試しに買って飲んでみましたが、果実味が十分残っていて炭酸ガスも絡んだシュワシュワしたぶどうジュースのようでおいしかったです。ただ2杯飲むと酔います。
夕食 レストラン・ウ・ピンカスー(Restaurace U Pinkasů)
昼食がやや残念だったので、夕食はきちんとしたチェコの居酒屋に行きたいと思い、ここRestaurace U Pinkas?にやってきました。少しわかりにくいところにありますが、迷うほどではありません。入店したらこわもてのおっさんウェイターが仁王立ちしていてややビビりますが、別に怒られるわけではなさそうです。
まずはビールを注文します。ここは「チェコの有名ビールメーカー、ピルスナーウルケルの発祥の店」だそうで、同銘柄のビールを他の店でも飲みましたがここのは格別だった気がします。雰囲気も上品過ぎずかといって居酒屋っぽい下品さもなく大変居心地の良い店でした。料理も味が少し濃い気がしますが、どれもおいしかったです。
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