2017年4月末からゴールデンウィークのはじめにかけて、ベトナム北西部の街、サパへ行ってきた記録です。4泊の日程で内寝台列車2泊、機中1泊で、「動かない」ベッドで寝たのは1泊だけという、いつもながらの強行日程ですが、少数民族のマーケットを見たりトレッキングを楽しんだりと、そこそこ充実した旅でした。
旅の計画
棚田探し
「棚田」というのが見たいと思いました。棚田は日本にももちろんありますし、いくつかの場所で見たことがありますが、外国の棚田はどうなっているのか見て見たかったのです。棚田が存在するのは「米」を栽培する地域だけです(当たり前ですが)ので、いきおい目的地はアジアに限定されます。調べてみたところ、世界で有名な棚田は
- 中国雲南省 ハニの棚田(世界遺産)
- インドネシアバリ島ウブド
- フィリピンルソン島
- ベトナム サパ および イエンバイ
など、いろいろなところで見ることができるようですが、今回は比較的アクセスのよいベトナムのサパへ行って見ることにしました。
当時すでにベトナムの首都ハノイからサパまでは高速道路が整備されておりバスツアーも催行されていました(というか既にバスが主流となっていた)が、できれば列車、しかも寝台車に乗ってみたかった私は、余分にかかる費用には目もくれず寝台車の旅を選択したのでした。
あと今回の旅程では、サパの最寄りの駅となる「ラオカイ駅」には日曜日の朝に到着することになるので、ラオカイ駅からはサパと反対側になりますが、「バック・ハー」のサンデーマーケットも見学しなければと、短期の日程にも関わらず欲張りなスケジュールを検討したのでした。
サンデーマーケットに向かうツアーは、サパの街からであれば前日(当然土曜日)の申し込みで参加できるようでしたが、ラオカイから一度サパへ行って、またラオカイを経由してバック・ハーに向かう気にはならず、かといってラオカイからバック・ハーへ向かうツアーは見つけられなかったので、サパへの移動も含めて車とガイドを雇うことにしました。当時は仕事が忙しく、自分でゆっくり計画して個別に予約手配をしている余裕がなかったので、往復の列車、ガイド、ラオカイからサパまでの車(往復)、サパでのホテル(1泊)の手配を、現地のツアー会社(スケッチトラベル)にまとめてお願いしました。(結構高くつきましたが、サラリーマンなので仕事優先です。)
旅程の概要
- 4月29日大阪→ハノイ→寝台列車(ファンシーパンエキスプレス)
10:30-13:50 関西空港―ハノイ・ノイバイ空港(VN331)
15:30 ハノイ駅前着(空港バスにて)
16:00 寝台列車のサービスポイントに荷物預け
17:00 ビアホイで早めの夕食
21:30 ハノイ駅発車
- 4月30日バック・ハーのサンデーマーケット
05:40 ラオカイ駅到着(ほぼオンタイム)
07:30 ガイドと落ち合いバック・ハーへ
15:00 ホテルチェックイン
17:00 カット・カット村へ
20:30 夕食(名物の鱒の鍋料理)
- 5月1日タ・フィン村トレッキング
午前中 フリーなので再びカット・カット村へ
午後 ガイドと再び落ち合いタ・フィン村トレッキング
17:00 ラオカイ駅
21:05 ラオカイ駅出発(ビクトリアエキスプレス)
- 5月2日ハノイ散策
05:30 ハノイ駅到着(まさかの1時間早着?)
06:00 デイユースで予約したホテルにチェックイン
09:00 ハノイ散策
12:00 昼食(ブン・チャー)
18:00 ホテルをチェックアウト
18:00 夕食(クアン・アン・ゴン)
20:00 バスでノイバイ空港へ
- 5月3日帰国
00:45 ハノイ・ノイバイ空港―関西空港(VN330)
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