3日目 タ・フィン村トレッキング
午前中:カットカット村へ再び
午前中はフリータイムとしたので、昨日夕方行ったカットカット村へもう一度行って見ることにしました。昨日は夕方の時間帯だったので、日が暮れる前に帰らないと、と思いゆっくり見学ができなかったので、再度(入場料はもう一度払う)入村です。物売りがしつこいとか、住人らしき人に道案内とか親切にしてもらったら、その後突然物売りに変貌したとかいろんな情報がありましたが、全くそんなことはありませんでした。私たちは自分で勝手に入場料を払って入村したのですが、できればホテルで地元のガイドを雇って(ホテルで手配してくれる)、案内を受けながら見学したほうがよいと思います。残念ながら日本語ガイドはいません。
午後は再び昨日のガイドさんと合流して、タ・フィン村へトレッキングに向かいます。トレッキング後その足でラオカイ駅へ戻るので、ホテルはチェックアウトして荷物は車に積み込みます。せっかくの高級ホテルだったのにもう少しホテルライフ?を楽しめばよかったと少し後悔します。
午後:タ・フィン村トレッキング
タ・フィン村は黒モン族と赤ザオ族が暮らす農耕中心の山岳集落です。(黒モン族は昨日のサンデーマーケットに集まっていた花モン族と異なり、黒色のシックないでたちです。)山の斜面を切り開き、水田による耕作をしており、見事な棚田を見ることができるのですが、残念ながらくる時期が早すぎたようです。まだ水張も終わっておらず、一生懸命田起こしをしている最中でした。
トレッキングは思っていたより全然楽で、もっとハードな行程でもよかったと思いました。外国(特に西洋人観光客が多いところで)ハードなトレッキングというと、めちゃめちゃ過酷なコースだったりするのですが、日系の旅行会社に頼んだせいか、地元の英語ガイドを付けた割には軟弱なコースでした。
トレッキングの後は赤ザオ族の集落で出発まで一休みです。薬草サウナを勧められ結局入らなかったのですが、この後そのまま寝台列車でハノイに帰ることを考えると、入っておいた方がよかったかもしれません。
夕方:ラオカイ駅(ハノイへ)
ラオカイ駅の発車は21:05なのに、17時頃にはラオカイ駅に到着しいてしまった私たち。いくら何でもこれは早すぎだと思いますが、もっとトレッキングしたいかと聞かれれば「NO」です。ツアー会社指定のレストラン(昨日の朝と同じ)でしばらくじっと待ちますが、退屈なのでラオカイの駅周辺をぶらぶらしてみます。街自体は中国国境に接しているという以外これと言って特徴がありませんし、特に中国文化を感じるといったこともない、普通のベトナムの街です。市場などを見学したりして時間をつぶします。付近にこれといったレストランもなさそう(Google調べ)なので、夕食はツアー会社指定レストランで簡単に済ませました。
帰りの列車は「ビクトリアエクスプレス」です。本来ビクトリアホテルの客専用のはずなのに、なぜ私たちが予約できたのかは謎です(ツアー会社お任せだからわからない)。往きのファンシーパンエキスプレスよりも豪華な内装のコンパートメントでしたが、寝てしまえば同じです。自分で手配していたら絶対予約しないだろう列車に乗ることができたのは、いい経験でしたが。
4日目 ハノイの街をぶらぶら→帰国へ
早朝:ホテル(デイユース)チェックイン
帰りの列車もほとんど遅れはなくハノイ駅に到着しました。帰国便はこの日の深夜なので、荷物預かり所を探して1日ハノイの観光でもするつもりでしたが、前日は風呂に入っていないし列車でよく眠れないだろうと思い、ハノイ駅前にホテルを予約しておきました。レイトチェックイン&レイトチェックアウトで本来1.5日分の料金が必要なところ、1日分でOKにしてくれました。日系のビジネスホテルチェーンがハノイで展開しているホテルです。別にこれといった特徴はないのですが、男性専用ですが大浴場があることと、日本語のマンガが充実している読書コーナーがあることが仕事で滞在する日本人客を引き付けているようです。日本語OKとのことでしたが、私が滞在したときは英語スタッフのみでした。
ホテルで朝食を食べて一休みした後、ツレが「結婚式に着ていくワンピースかアオザイを買う。」というのであらかじめ下調べしていたらしい店まで行ったり、その付近のお寺を見学したりしましたが、やはり目的なくウロウロするのはやはりつまらないです。
そういう時は誰もが行く観光地へ行って見るのがよいと思い、ホアンキエム湖周辺へ向かいます。途中ブン・チャーの店があったのでお昼ご飯はそこで食べることにします。
ブン・チャーは、ベトナムの細麺(ブン)をつくねっぽい肉が入った甘酸っぱいスープにつけて食べるつけ麺です。このお店はこぎれいでエアコンも効いているので、外国人にも入りやすいと思います。お味とお値段はまあそれなりです。(おいしかったですよ。)
最後の夕食は、ホテルの近くのクアン・アン・ゴンへ。
いろんな屋台が集まった場所ふうの店のしつらえになっていて、毎回外国人客で混んでいますがこの時は比較的早い時間だったのですんなり入れました。値段もそれほど高くなく、いろいろなベトナム料理を食べることができるので、行く店に困ったときは重宝します。予約していくほどでもないと思いますが、一応日本語で予約代行してくれるサイトの広告を貼っておきます。
そんな感じで今回の旅は終わりを迎えました。空港へ行って飛行機に乗って、あとは寝るだけです。ゴールデンウィークはまだ3日あります。もっと有意義に旅すればよかったと少し後悔したりしますが、帰ったら帰ったでいろいろ忙しいのでちょうどよいくらいの休暇旅行だったと思います。動かないベッドに寝るのが1日だけというのが体にこたえる年齢になってきましたが、まだまだこれからも暇を見つけてはこまめに旅に出ようと思うのでした。
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