2日目(午前)
ホテルの朝食
ここのホテルの朝食はバッフェではなくメニュから注文する方式でした。普通においしかったです。注文した朝食を食べている最中に、昨日チェックインの時にお会いしたフロントデスクの女性がやってきて、「今日はどこ行くの?」と聞いてきます。アンコールワットの朝日も見に行かなかったし、本当に今日は予定を決めていなかったので、正直にノープランであることを告白すると、予想通りツアーの勧誘をしてきました。料理が届くまでの間だったし、ソフトな感じでそれほどグイグイ来なかったので不快ではなかったです。朝食を食べなかが考えて、結局いくつかプランを示してくれた中からアンコール遺跡周辺をトゥクトゥクで回るプランを選択しました。これに乗っからなかったら結局グズグズしてしまうのは目に見えていたので、良かったかもしれません。
プレ・ループ
ホテル前で乗り込んだトゥクトゥクはホテル専属の車のようで、ホテル名がペイントされた綺麗なトゥクトゥクでした。まず連れてこられたのは「プレ・ループ」。ここは以前に来た時には来なかった(ような気がします)ね。次のバンテアイ・スレイまではやや距離があるので、見学の後ここでトイレを済ませます。林の中にある綺麗なトイレでした。
バンテアイ・スレイ
ここは前回も訪れましたが、入口手前に修復の様子を写真で展示している屋根付きのブースができていました。入場しましたが、二度目なので内部はざっくり見るだけでスルー。どちらかというと北側の池(バライ?)の周辺が観光客も少なくゆったりできることを発見し、こちらの散策に時間を割きました。
このあたりで遊んでいた地元の子供たちと思しき女の子たちにキャンディをねだられました。観光客がキャンディをくれることをチャンと知っているようです。そういえば前回ベンメリアを観光したとき、5歳くらいの女の子が不思議ときちんとした日本語でガイド(もどき)をしてくれた後、キャンディをちょうだいと言った時にちょうど持ち合わせていなくて残念な顔をさせてしまったことを思い出しました。ガイドが話す日本語(外国語)を聞いて覚えるのでしょうか。
2日目(午後)
昼食→ニャック・ポアン
「ニャック・ポアン」の前の駐車場にある食堂で昼食です。お味は普通だったと思います。というか、ビールを飲んだ以外、何を食べたかあまり記憶にありません(ツアー料金外)。食べ終わって食堂を出ると、トゥクトゥクドライバーが「あっち(ニャック・ポアン)を見てこい」と言いますので、それに従います。湖に造られた人工の島へ延びる参道を歩いてゆきます。先ほどのバンテアイ・スレイもそうですが、前回は遺跡そのものに気をとられていて水辺がこれほど多くあることに改めて気づきました。考えてみればクメール人は当時(今でも)国を治めるために人工湖(バライ)を国の周囲にめぐらせていたわけで、寺院の風景の中に水があることは自然なことなのですけれど。
プリア・カン
最後は「プリア・カン」です。先ほどのニャック・ポアンからはすぐの場所です。ここも2度目の訪問です。タ・プロームほどではないですが、遺跡がガジュマル(榕樹)に浸食されている姿を見ることができます。しかもタ・プロームほど混んでいません。タ・プロームは映画の撮影が行われた場所ということで大変混雑しているとのこと。一回見てるので今回はパスです。プリア・カンにはアンコール遺跡では唯一らしい2層の遺跡があるのですが、今回は見逃しました。
夕食
夕方にツアーから戻り、パブストリートの店で1USDのカクテルなど飲みながらクールダウンします。暑さはそれほどでもなかった気がしますが、そこそこ疲れました。今晩はクリスマスイブ。ということで、ホテルでは自動的に(有料の)ガーラディナーがついてきます。本当は外で食べたいのだけれど、貧乏性なので出されたのは食べます。ホテル自慢のバッフェとのことで悪くはなかったですが、わざわざカンボジアに来てウェスタンスタイルの食事を食べさせるのはどうかと思います。
クリスマスイブ
夕食後、クリスマスイブの喧騒を見に再びパブストリートに行って見ました。イルミネーションが昨夜より派手でみんな(主に西洋人)が浮かれているような感じです。浮かれ気分をしばらく楽しんだのち、映画撮影時にアンジェリーナ・ジョリーが通ったという「The Red Piano」で1杯1USDの生ビールをいただきます。1杯1USDはたしかに安いのですが、周囲の店は1杯0.5USDでしかもピーナッツ食べ放題だったりするので、この辺ではここは高級店です。メニュの表紙にはアンジーの顔写真が配置されていますが、承諾をとってやっているのかどうかは知りません。明日は早くに出発しないといけないので、ほどほどでホテルに帰ります(が、隣のパブの爆音でしばらく眠れず。)
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