6日目
パークセに戻る
朝は早く起きました。勝手に目が覚めたわけではなく、朝日が昇るところが見られたらと思い、部屋の前のメコン川のほとりに暗いうちから陣取ったのです。静かな中で徐々に明るくなってくるのを期待して眺めていましたが、残念ながら朝日はメコン川の方角ではなくやや東寄りから昇りました。この季節(冬至過ぎ)でこの角度ならここから朝日は見えないということですね。地図を見て大体わかっていたのですが、、、。逆に夕陽を見るには良い角度かもしれません。
今日はパークセに戻ります。今回泊まったホテルでバスチケットを販売していたので、昨日のうちに予約をしておいたのです。もう一つの目的地である「ワット・プー」はここからパークセまでの途中にありますので、そこで降ろしてもらって別のバスに拾ってもらえないかと聞いたのですが、ワット・プーで1泊するなら明日のバスに乗ることはできるが、同日では次のバスがなくだめらしいので素直に一旦パークセに戻ることにしたのです。実際はワット・プーからパークセまで車で1時間くらいなのでトゥクトゥクででも帰れたのかもしれませんが。
帰りのボートが出るまでまだ時間があるので、再度自転車で散策します。
午前11時にボートに乗り込み、昨日バンを降りた駐車場へ向かいます。この駐車場からはいくつものツアーバスが出発するので、自分の乗るバスを店先のスタッフに聞いて確認する必要があります。今朝パークセを発った車が今度はナカサンから帰りの客を乗せてパークセに戻るわけです。往きと帰りはそれぞれ別にチケットを買ったので、帰りは狭いバンではないことを祈っていると、指定された車は結構おんぼろの部類には入りますが大型バスでした。
このバスは途中、ワット・プー付近の船着き場で再度客を乗せてパークセに向かいます。このままタイ国やビエンチャンなどへのバスに乗り継ぐ観光客もいるのでしょうか、終着点につく前にパークセのバスターミナルで停車します。幾人かの客が降りてゆきましたが、きちんと次のバスの手配がなされているようでした。単独の旅行会社が手配しているとすれば、なかなかのネットワークです。アジアのこういった商売の仕方はいつもながら感心します。
カメラをバスに置き忘れる
終点の旅行会社(ホテルから徒歩圏内でした)前についた私たちは、付近で客待ちトゥクトゥク(バスが到着する時間を彼らはよく知っている)を捕まえてここから一番近い織物のハンドクラフトセンターを目指しました。
本当に行きたかったのは「カトゥ村」(Ban Hoay Houn Tai – Katu hand-woven textiles)というところにある織物集落だったのですが、車で1時間くらいかかるのでその時刻から行くには遅すぎ、明日はワット・プーに行くので行けるかどうかわからないため、近場で行っておこうと思ったのです。その道中のトゥクトゥクの中で「カメラをバスに忘れた」ことに気が付きましたが、先ほどの旅行社へ戻るのは時間的ロスが多すぎ、ツレの布地購入の機会を失うかもしれないので、しばらくはツレには黙っていました。
結局その場所には大した生地は置いていなく、ラオス式スカートの生地(化繊)を数点購入しただけで、トゥクトゥクで先ほどの旅行社に戻り、カメラを置き忘れたことを訴えました。旅行社の主人は(ぶっきらぼうそうでしたが)親切にバスに連絡を取ってくれましたが、今日はもう帰ってしまったから明日また来いといいます。カメラがあるのかないのか聞いても返事は曖昧なのでもう一度明日の朝来るしかありません。
そこでふと思いました。明日のワット・プー往きのチケットをここで買えば、カメラをとりに来るのと一石二鳥で片付くじゃないか。明日はトゥクトゥクのドライバーを捕まえてワット・プーと織物の集落であるカトゥ村両方に行く交渉をしようと考えていたのですが、カメラをなくした時点で意気消沈です。その店で明日のバスを予約し、ホテルに帰ったのでした。
夕食はインド料理
夕食はどうしようかと考えました。またホテルの屋上レストランでもいいのだけれど(実際ハッピーアワーのビールは飲んだけど)、近くにインド料理屋で評判の良いのがあることを調べていたので行って見ることに。まあおいしかったのですが、大阪、神戸はインド料理店やカレー店のレベルが高いので、感激するほどではありませんでした。
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