0日目(関西空港~桃園空港)
台北桃園国際空港深夜着
さて、思いがけず2泊3日のつもりが3泊することになったのですが、台北の市街にあまり興味がない私たちは、目的地を台中として予定を組み始めました。桃園空港到着は深夜0:25。さてどうするか。普通なら台北にホテルをとってそのままバスに乗り込むところですが、特に台北に行きたいわけではないし、台中へ行くなら桃園空港からは反対方向の台北へ向かうのもあまり乗り気がしません。
だったら選択肢は2つ。
幸い桃園空港からは直行で臺鐵台中駅へ行くバスがあり、最終便は1:50発。難点は到着が早朝4:00頃になることだが、ツレからはダメ出し(朝までどうやって過ごすのだ!)が出て却下。
これ一択となったので桃園空港付近で宿を探すことに。しかし、空港に一番近いノボテルは高いし、そもそもスイートしか空いてない。ということでAgodaで検索すると、タクシーで15分くらいのところに見つけました。ルーテルホテル(Lutel Hotel)。 代金はバス付の部屋5900円。
基本は共同トイレ・シャワーの部屋のようですが、ユニットバスが付いた部屋があったので、ツレがいることでもあるし、やや奮発してそちらにしてみました。空港からはMRT(地下鉄)で最寄り駅まで行けば徒歩10分程度のようですが、到着した時にはすでにMRTの最終が出た後だったので、タクシーで移動します。タクシー乗り場の案内係にホテル名を告げるとすんなり理解してくれました。タクシー代は2000円程度だったと記憶しています。部屋に窓はなかったが、必要最小限のものはそろっていて、寝るだけだったらまあ十分だったですね。
1日目(桃園→台中 国立台中美術館・綠光計畫)
桃園から台中へ高鐵(台湾新幹線)で
翌朝、窓がないので夜が明けたかどうかもわからない中、スマートフォンの目覚ましで目を覚まし、身支度をしてチェックアウト。朝食は廊下に食パンとかが置いてあるので「勝手に食べてね」というスタイルです。たしか飲み物もフリーだった気がしますが、利用はせず。
空港まで戻って台中行きのバスに乗るのが一番安いのですが、時間がかかりそうだし高鐵の駅(MRTの駅と同じ場所)までホテルから徒歩10分程度なので、新幹線で台中へ行くことに決定。桃園駅から台中駅までは40分くらいです。日本の新幹線とよく似ていて比較的快適な車内でした。
台中駅到着&ホテルチェックイン(53ホテル)
都市でのホテルは基本的に駅に近いところで探すのですが、今回も駅付近をAgodaで検索すると、宮原眼科という人気のアイスクリーム屋から一番近いことが売りの「53ホテル」が目に留まりました。宿代は2人で17000円(2泊)。とりあえずホテルに荷物を預けて街に繰り出すことにします。
台中を散策(台中美術館)
ここのおこわはうまいしスープは魚介味(鰹節風味?)で大変好みの味なのだが、正直、量は少ないです。でも餅米なので腹持ちはすごく良くて、昼飯は無しで済ませてしまいました。せっかく台湾に行ったのに飯を食べないなんて、というか意見もあるでしょうが、それはまあ人それぞれなのであります。
その後バスで国立台中美術館へ向かいます。入場無料で館内写真撮影可。日本の美術館博物館も見習ってほしいものです。
台中を散策(綠光計畫)
台中美術館の後は、少し北側のリノベーションスポットである「綠光計畫」へ徒歩で足をのばします。昔の水道局の建物をリノベした計画だそうで、古い街並みののどかな雰囲気の中、近づくに連れて若者の姿が多くなり活気が出てきます。リノベーションは最近日本でも盛んですが、町ぐるみの計画はあまり成功した例を知りません。カフェやショップも多く、買い食いや休憩、お土産探しにも良いのではないでしょうか。夕食(沁園春)
ホテル付近をうろつきながら夕飯を食べる店を探しますが、事前の下調べもしていないのでよくわからず、ガイドブックに載っていた沁園春という店に入ります。蒋介石も来たらしい老舗で、比較的高級店とのことなので期待しつつビールと小籠包他数品をオーダーします。待つこと十数分で小籠包が到着したので早速食べます。が、おいしいことはおいしいのですが、わざわざ食べに来るほどのものではないです。これなら以前台南で食べた小籠包の方がずっとおいしいと感じました。ツレも同様に思っていたようですが、二人とも大人なのでその場では口にせず、黙って台湾ビールを飲みます。他の料理もまあまあで特筆するものはありません。決してまずいわけではないけど、期待してわざわざ遠方からくることはないでしょう。
その後夕食のもやもやを抱えたまま再びバスに乗り一中街夜市に行ってみましたが、人の多さに閉口して散策だけしてホテルに戻りました。明日は主目的の「彩虹眷村」と「高美湿地」へ行かねばならぬので計画をたてないと。
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